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評価:
角川書店
¥ 600
(2006-12)
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此方の方がかなり好感触。どちらも魅力的な人たちだった。展開的には少しじらしすぎかもしれないが、白崎の人間らしさが良い。
前作やコミックスも一読だけど、繋がりはよく分かりました。かといって手抜きなところはなかった。(作家は続編で良し悪しが分かれるのだと思う)
崎谷作品は本当に一人一人の個性がすごい。圧倒的な筆力で何人もキャラを書けるのはこの人くらいだと思う。
でも女性はいつだって強くてしっかりしていて、一人立ちしている人しか書かない。あるいはヒール役として女性を使う。はるひに限らずBL作家たちは皆こういう傾向なんですけど、これは一体どうしてなんでしょうね?