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評価:
徳間書店
¥ 540
(2006-08-26)
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作者の「萌え」が多分に詰まった話。
亜樹良のりかずの絵がそこはかとなく若い感じがしますね。
あらすじを読んでまず無理だと思った方(特殊な職業の話が嫌いな方)には全くお勧めしない。かくいう私もこういう話は妙に俗っぽくて苦手だった。
剛しいら作品は初めてだが、なんとなく薄いし味気ない。
延々と拒んでいた鴻嶋が結局真理とくっついてしまう辺りの背景がよくわからない。ただ、序盤の真理の鴻嶋との駆け引きは上手です。
周りの人間にもそれぞれ個性があったけど、逆に言えばそこまで書いておきながらなんでこうも薄っぺらいのかと少々疑問にもなります。